FAQなど。


Q スレ内で使われている用語が分かりません。
A MM辞典(ttp://metalmaniax.com/cgi-bin/dictionary/ziten.cgi)
に載っていない事柄はその都度ご質問下さい。

Q USBマウス対応って?
A 戦車のエンブレム、テクスチャ(戦車そのものの塗装)等を描く時に使えます。
PCショップで取り扱っているような一般のUSBマウスでも十分ですが、当然保障範囲外ですし、動作しない場合も考えられます。

Q HDD/BBUnit対応ってどう言う事ですか? そろそろ購入しようと思うんですが、良く分かりません。
A 基本的にはPS2に装着し、その中にゲームをインストールすることでロードが速くなり、快適になる周辺機器です。
このゲーム内では、町とフィールドの行き来などの長めのロード時間を中心に高速化します。
なくてもプレイできますが、この作品の場合メモリカードに保存するためのデータ量が多いので、BBUnitのキャッシュセーブに対応する(メモリカードいらず)、ペイントデータ最大99個までセーブ可などのメリットが多くある事は人によっては必須となるかもしれません。
残念ながら薄型PS2では使えませんので注意してください(PSXのHDDは設定次第で使えるという話)。

HDDについての追記
PS2はややこしいというかあくどいというか、いろいろありますね。
初期の頃の型番は、外付けHDDしか対応していないです。この外付けHDDはネット通販のみの取り扱いとなります。
最近発売されたSCPH-70000型の薄型PS2はそもそもHDDが取り付けられません。ネットはできますが・・・
30000型のPS2は専用の内臓HDDを取り付けることが出来ますが、
ネットワークアダプタがないと本体とHDDを接続できません
ただし、BBUnitと呼ばれるタイプのPS2用HDDはネットワークアダプタとHDDがいっしょくたになった製品なので、これ一つでネットも出来てHDDも使えるお徳製品です。
お値段は専用HDDが12,000円くらい、ネットワークアダプタが4,000円くらい。
BBUnitは12,000円くらい。

Caution!
HDD40Gが1万って高いよね、と言って愚痴をこぼすと、必ず誰かが「パソコン用のHDD使えばいいだろう」といった提案をしたりします。あるいはPS2を分解して掃除すると簡単に性能が快復/向上するという、魅力的な話をかけてくる人もいます。
しかし、これらは保障の範囲外になってしまう他、ある程度専門的な知識が必要になるため容易に薦められるものではありません。たとえばPS2は掃除した後組み立てたけど二度と起動しなくなった!などという報告も各地で良く見ます
どうしてもやると言うのであればよくよくネット上で専門のサイトなどを調べ、自己責任で行いましょう。壊れても泣いてはいけません。
また、そういった事をリスクの話抜きに、利点だけを挙げて人に薦めると最悪法に触れる可能性もありますので、安易に薦めないようにしましょう。

ロードについて
天外3の件もあり、ロード時間に不安を持つ方は多い事かと思います。
発売後意見を参考にまとめなおしてみました。これらはプレイ環境により多少の差が出ます。単位は秒です。

場面 HDDあり HDDなし
戦闘開始 1〜2 2〜3
戦闘終了 2〜3 3〜4
街 → フィールド
ドッグシステム
3〜5 5〜10
フィールド -> 街 3〜4 4〜6
街 -> 建物 1〜2 2〜3

HDDなし時でも戦闘を快適に、またHDDがあれば町移動も快適に、という形で作られてるようです。
なしだとちょっと町とフィールドがつらい人にはつらいかもしれませんね。
次回作ではドッグシステムにも是非町の外/中を選べるようになってほしいものです。

戦闘が恐ろしく早いのは爽快だ、という意見もあるようです。

戦車のペイントは1台毎に読み込み時間が発生するのですが、公式HPを見る限りこれは起動時の読み込みだけではないか、という推論が立てられています。これに関してはまだ報告はありません。

会話・自販機チェックでロードが発生しない、ということらしいです。

ペイントモードは実際に3Dに従事している方でも欲しがるようなツールをまるごと起動しているので、まぁ当然といえば当然でしょうか。

Q 旧作プレイヤーです。クレアテックやミヤ王は関わってるんですか?
  サクセス大丈夫?ナウ・・・みたいな詐欺嫌がらせのようなデス移植じゃ?
A 関わってます。
クレアテック(社長:宮岡寛)がサクセス社に協力したという形です。 ただしクレアテックと協力する事が決まった際にサクセススタッフによってシナリオやグラフィックがほぼ完成していたため、それを尊重しつつ、意見や要望を出して修正を加えたという感じらしいです。
絵師山本氏はは関わっていませんが、 スタッフが直接訪ねて、前作に出現したモンスター等の許諾を得たということです。

サクセスは主に移植ゲームでノウハウを蓄積しているメーカーです。RPGは移植例が少なく、発表当時は心配の声もあがっていました。
5月2日に発売されたユーゲー6月号(ちょっと小さい雑誌です)に詳しい経緯が書かれていますが、今作の企画者が、今現在流行っているRPG、つまりアニメ主体・閲覧主体ではなくゲーム本来の爽快さ、主人公が自分であるという形などを追求したゲームを造ろうと思った際に
メタルマックスしかないと思い立ったらしいです。
カリカリのMMファンである知り合い他社から引き抜いたり、結成したチーム全員に旧作をやらせるなどしてアツく語り合いながら製作した背景があります。
このように、インタビューや公式コメントを見ていると、製作者一人一人が作品を愛しているという想いがこれでもかと伝わって来ます。
宮岡氏も「これはメタルマックスの名を冠するべき作品だ」と某所太鼓判を押しましたし、正統後継と言えるシリーズでしょう。

Q旧作プレイヤーです。1やワイルドアイズのリメイク、パクリなのでしょうか?
A 敵データやポリゴンデータなど、流用出来るところは流用してる可能性もありますが、
旧メタルマックスの要素を踏襲した「新作」です。
また、デコに黒い噂もつきまといますが、ライセンス契約を正しく行い、宮岡氏氏の協力を得て造られたメタルマックスの正式な新シリーズです。

Qなぜタイトルが変わってるのでしょう?内容がMAXシリーズとかぶってますが
A 実は「メタルマックス」という商標は様々な問題に揉まれ、現在新宿EXPRESS社の物になっています。詳しい事は省きます(スレでもスルー必須項目です)が、この問題に直面し、次点の「メタルサーガ」という題名になったのです。
お気になるようでしたら脳内にて「メタルマックス〜サーガ1:砂塵の鎖〜」とでも変換なさるとわりとよさげです。
ちなみに商標と著作は別物であるため、内容が前シリーズとかぶっていても問題ありません。
#サーガという言葉の中には途方も無い苦労話という意味合いも含まれています。
#この10年間の途方も無い苦労話・・・名前こそありがちですが、何か深いモノがあると思いませんか?

CAUTION!!
雑誌にて「METALSAGA〜砂塵の鎖〜」が「METALMAX〜砂塵の鎖〜」と表記されたこともあり、新宿EXPRESS社がこれに対して謝罪と賠償を要求するニダを求めた経緯があり、サクセス社は現在も雑誌・公式HP等人の目に触れる場でいやみったらしくも皮肉たっぷりに謝罪文を掲げています。
このように、今年判決が下ったばかりの非常にデリケートな問題のため、新宿EXPRESS社に対し抗議や「商標返して?お願い?テヘっ」メール等を送るといった比較的過激と思われる活動は安易に行わないようにしましょう。
「新シリーズ」という方向性を私達ユーザーが指示し、ユーザーの視点でバックアップしていくことが最も大事な事なのではないでしょうか。
#サーガという名前にした以上、
#新宿EXPRESSのメタルマックスという商標にはなんらうまみがありません。
#維持費がかかるだけ無駄なので、サーガが記録的売り上げを叩き出したりしたら
#サクセス社やクレアテック社が買い戻しリメイクやMAX新作を出すという夢が
#企画・予算確保、EXPRESS社投げ出し等非常に容易になるという側面があります。


Q旧作プレイヤーです。おたずねもの等の定番曲はどうなりましたか?
A 健在です。作曲も前作を担当した門倉氏です。

最速の中の人私見:今回は2のような重厚さの印象を残しつつ、1のポップさ、キュートさを全面に押し出した形に仕上がっているみたいです。
氏は10年間で独自の音楽の方向性を突き詰めて来ました。その結果のひとつとして今作の音楽はありますが、
それは必ずしもMETALシリーズの方向性と同じとは限りませんし、氏がどのような曲を作れても、それを切り貼りして(たとえば場面的にイントロの必要ない曲の方が良いことがあるでしょう)作品内にうまくマッチさせる作業はチームからの指示がなければ出来ません。
そこは覚悟しておくべきです。

Q 今までどのくらいの作品が出てたんでしょう
A 1991年にファミコンでメタルマックス1、
1993年にスーパーファミコンでメタルマックス2、
1995年にはメタルマックスリターンズ(1のリメイク作品)がデータイースト社より発売されています。
他にもナウプロダクションから2003年、ゲームボーイアドバンスでメタルマックス2改(2のリメイク)が出ましたが、こちらはあまりの出来の悪さ(ヴァルケンに勝るとも劣らないと言えば伝わるでしょうか)にプレイヤーの記憶から抹消されています。
最近ではナウプロダクション自体のホームページからもリンクが抹消されている上
最近の雑誌による作品紹介やインタビューでも、悪評と宮岡氏の愚痴以外MMシリーズ過去作品紹介欄に書かれていないどころか、会社名すら出されないあたり、MMの暗黒史という所でしょうか・・・(メタルマックス2改 でぐぐると出てきますが)

Q 面白いんですか?
A 非常に偏った感覚のゲームなので、極端に意見が分かれるようです。
子供の頃ミニ四駆などで理由も分からないのに無駄に穴をあけたり、モーターかえたりしてた人にはお勧めだと思います。
ファンの中には、他にどんなゲームをやっていても結局はメタルマックスを引っ張り出してプレイする、という生活を送るプレイヤーが多いらしいです。

Q 旧作をやった事が無いのですが、大丈夫でしょうか
A 世界観、ストーリーこそMETALMAX1(R)に近いですが、
シリーズ自体、ストーリーに一貫したつながりがあるわけではありません。
「猿の惑星」のオリジナルとティム・バートン版の関係と同じようなものなので 旧作をやってないから話が分からない!なんてことはありません。ただし、シリーズ通して出てくる定番の「小ネタ」のようなものはあるので、旧作をやるとグッと面白くなる可能性は十分にあります。
Q 既存にない自由なRPG、って惹かれるけど、あまり戦車興味ないんです。
A 「METALMAX」シリーズは分かる人には思わず笑ってしまうネタを無造作にばらまきつつ、分からない人でも手軽に楽しめるように工夫された、「戦車好きもそうでない人も面白い」というゲームです。やってる内に戦車好きになっちゃった!という方もいらっしゃるようです。
また、戦争ゲームではないので、戦車に乗る事は強制ではありません。あくまでも戦闘手段の一つでしかないので、戦車にどうしても乗りたくない人は白兵戦で最期までいってしまうことも可能です。
その場合は大変な難易度を覚悟しなければならないかもしれませんが。

しかしながら、さすがに戦車を見るだけで不快感が走る人にはちょっとお勧めできません。


ひよっこハンターのおまいらへ。
226 :名も無きハンター:2005/05/06(金) 02:01:18 ID:1t/+2oWI 加筆修正:最速
バリバリのメタル信者の俺が、あえてメタルサーガの欠点を書くので
これを読んで「こいつぁひでェや!」と感じた人は買わない方がいいよ

・ムービーやアニメ、ボイスなんて無ぇぞ
オープニングアニメはもちろん、イベントムービーなんてありません。
ボイスに至っては素人声優すら使っていません。
今時メッセージが流れる時「ポポポ…」なんて音がします。
下手したらその音すら高低変わりません。
昨今のRPGの流行である「物語を見る」娯楽としてのRPG、
映画・アニメ・漫画的な楽しみを期待している人は、買うと怒り出すかもしれません。
その分を全て「快適・痛快・爽快」さという、
前時代のゲームに求められていた、いわばゲームのゲームたる由縁に割り当てているのです。

・壮大なストーリーなんて無いからな
このゲームは、感動的でテーマの深い物語はひょっとしたらあるかもしれませんが、
それは決して強制されることがありません。し、たぶんないでしょう。
最近はどんなショボいRPGにもある、王様に謁見して魔王を倒すよう命令される等の
世界観や旅の目的を示す導入部もなく、
ハンターにあこがれ続けた少年が母親にカミングアウトし、
母親と二言三言会話した後、すぐさま荒野に放り出されるという
いわば○○志望の高校生が中退して勝手に上京するような滑り出しです(1は勘当されました)。
○○にあこがれの職種を入れよう!おすすめは宇宙パイロット、漫画家、Jリーガー、アイドル等。
ただし! 仲間はもちろん、その辺の名も無きチンピラにすら
それぞれに人生があって、それぞれにドラマがあります
ゲーム中、断片的な台詞から、もしかしたらそいうモノを感じ取れるかもしれません。
アナタ自身の物語はアナタ自身が作るものなのです。

・ゲーム中にはやたら無駄が多いぞ
このゲームでは酒場で酒やつまみを頼む事ができます。
でも、いくら飲み食いをしても体力が回復したりはしません。
酒場にいる、名も知らぬ人に酒を奢ったりもできます。
彼らは貴方を賞賛しますが、間違っても見返りに情報やアイテムをくれたりしません。
また、このゲームには非常に数多くのアイテムが登場しますが、殆ど何の役にも立ちません。
石鹸を使えば手が洗え、タオルを使えば汗が拭け、
安全お守りを愛車に飾ればご利益があるように感じたりもしますが、
ゲームをプレイする上で、これらには何らのメリットもありません。
ゲーム上のあらゆる存在は、何らかの役に立たないと気が済まないという人は、
発狂しかねないとも判りません。

自由と無駄。お金稼ぎと散財。それら全てがどろり濃厚にしたてられた、
良くも悪くも前時代的、「電源入れたら即操作」という作品。
それがMETALSAGAなのです。